どれもシンプルな作業だから、未経験から心配なく始められました。
ディーアンドダブリューで働くまでは製造職に携わっていましたが、違う仕事がしてみたくなって、事務職をはじめさまざまな職種の募集に応募しました。その中で当社と出会い、「ぜひ働いてほしい」と言ってもらえたことが入社のきっかけです。ロール場は基本的に2人1組でコンビを組んで、1台の機械を担当します。役割は2つあり、ひとつはシーツを機械に通す係です。機械のつまみ部分にシーツを挟むと、自動でプレスとたたみ作業が行われます。そうして、たたまれた状態で出てきたシーツにやぶれや汚れがないかをチェックし、一定枚数になると結束するのがもうひとつの役割です。むずかしい作業はなく、研修の際も横にいる先輩に気軽に聞けたので安心でした。それに、もともときっちりと整理整頓するのが好きなタイプだったので、始めてみると自分にピッタリでした。
「自分が使うとしたらどう思うか」という視点を持って働いています。
仕事を続けていくうちに、働く中での好きな瞬間がたくさんできました。たとえば、洗われたばかりのシーツは団子状にかたまっているのですが、それをうまく1枚だけはがせるとうれしくなりますし、ピローケースをきれいに機械に通すのはちょっとコツがいるので、うまくしわが伸びてくれると気分が上がります。ピンときれいに張ったシーツを見ると気持ちが良いですし、使用されるお客様もきっと喜んでくれるはずです。特に検品では、自分がお客様ならどう思うかを考え、汚れやたたまれ具合をチェックしています。集中力がいる仕事ですが、2時間ごとに扱う品物が変わるから、その度に新たな気持ちで向き合えます。最近はもっと持ち場の役に立てるように、機械トラブルの対処も学び始めました。工場長から教わったことをメモし、実践しながら身に付けています。職場の雰囲気も良いですし、ずっと続けることが私の目標です。